
これ我が家のダイニングの天井に取り付けられたスピーカーです。
ホームシアターというかサラウンドのサテライトスピーカーですね。このモデルはゴルフボール大という小ささが売りです。主張しすぎないのでどこにでも取り付けられます。このサテライトスピーカーですが、前のスピーカーの配線はどうにかなりますが、後ろのスピーカーの配線は難しいです。新築に併せてできれば壁の中に配線できて一番すっきり行くのですが後付けでは簡単じゃありません。しかし壁や天井をヨレヨレと這ったコードは美しく無い!
そして私の工事でなんとか5個の中4個はうまくいきました。しかし後ろの1個だけがどうしても露出してしまいます。とりあえずという事で適当に釘で留めてありそのままで1年…
ああすればいいかな〜というのは元からありました。
昔の家でよく見た碍子を使った配線です。碍子引きといいます。(本来は絶縁性の悪い電線を配線するためのものです)
どうせ出るのならば見せる配線にするしか無い!でそんな構想でいましたがその碍子(ノップ碍子といいます)がどこに売っているのか解らない…でそのまま。いい加減釘留めじゃあんまりだ!
と工事となったのです。まずは電気工事屋さんに行ってみます。2軒目で取り寄せる事はできるとの事が判明。値段は1個84円。安い!!5個注文しました。碍子に巻きつけるのに使うバインド線はそこでもらいました。巻きつけ方は簡単。なんだかロードバイクのバーテープの巻き方にちょっと似ています。ハンドル(電線)に巻きつけてたすき掛け。その後ハンドル(電線)に巻きつけて終了。要領さえつかめば1分もあれば終わります。
で・・・・こんな感じ。

こんなのが許されるのも大雑把な家だからこそ。
普通できれいな家じゃ似合わないと思います。
私の家は壁の中や天井裏というのが存在しないので、基本的に電気の配線が露出してしまいます。しかしそう美しいものでは無いので電気屋さんには苦労してもらって極力隠しててもらいました。そうこれは電気工事の枠を越えた作業で大変なのです。梁や柱に溝を掘って電線を埋め込むのです。
苦労していました。
そこで一部は碍子引き工事でやってもらったのです。
ロフトの配線はこんな感じ。

これが本来の使い方。(当然の事ながら電線は現代のきちんとしたものですよ)肌色のスイッチボックスはプルスイッチになっていてそこにはワイヤーが2本つながっています。階段の下と部屋の中央で照明を点けたり消したりできるようにです。三路配線にすればいいのですが電線の引きまわしがうまく無いのですよ。
遊んでみました。