2007年10月19日

ルーファス

ルーファス.JPG
9月後半。トレイルランナー待望のザック

「グレゴリー ルーファス」

が発売されましたね。昨年の山耐でお目見えして、今か今かと待っていた人も多かったと思いますがそれから約1年。やっと発売されました。
石川氏渾身の作です。実践の場では斑尾で使った人もいるのでは?

私も手に入れたのでちょっとインプレを。

(私のは市販モデルとちょっと違いますがほぼ一緒)



第一印象。
まず軽い。
まだまだ軽いザックはありますが、張りのあるバックパネルで背負い心地はしっかり確保した上で、フロントパネルはシルナイロンで軽量化。
デザインや細かいディティールはアンチグラビティシリーズのスティミュラス、リアクターに通じます。
容量が絶妙。リアクターは山耐では少し大きい。しかしスティミュラスでは小さい。この大きさは使い易い大きさです。


使用感
ルーファス1.JPGまず大きく目を引くのがV字ポケット。右側のポケットにボトルを入れる設定の様です。トレイルを走って飛び出てしまうんじゃないか?と思いましたが実際使ってみたところ問題ありませんでした。左にもボトルは入れられますが、このポケットは下側になるので厚みのあるボトルは右側がいいようです。私はここがゴミいれになりそうです。






ルーファス3.JPG次に気になるのがショルダーハーネスに取り付けられたハイドレーションバルブアタッチメント。
簡単に言うとホースが体の前でブラブラしない様に、ショックコード&ベルクロでいつも定位置に来る様にしたものです。ショックコードの張りが強いので水を飲む時は右手を添えていなければなりません。今までの感覚よりはホースが短くてもいいので、カットするかザックの中へ手繰り込ませておきます。飲む事を考えると飲みにくくなってますが、その代わり走っている最中はホースの事は全く気になりません。



ルーファス6.JPGメインコンパートメント
1気室です。中はこんな感じ。一番奥がハイドレーションを入れるポケット。手前に小さなポケットが付いています。
貴重品や電池、サプリメントなど細かい物を入れる事になるでしょう。







ルーファス2.JPGルーファス8.JPGもう一つの大きな特徴。このザックはバックパネルの上部がファスナーで開きます。そこにハイドレーションの給水口がセットできる様になってます。これで補給が楽に速く済ませられます。もう二回り程大きいアイソでも同じ方法が取られていますが、開口部分が大きくなってアールが緩くなったので開けやすくなりました。この仕掛けは結局水を入れる時に十分ハイドレーションが膨らむ余地が無いと水が入れられないので、実際は荷物を出すかコンプレッションベルトを開放してあげないと機能しません。(ちょっと水を入れただけで溢れてきます)レース(山耐)で使うなら一度フル装備入れた状態で水を入れるには、どうしたらいいか事前に試してみる必要があります。

ルーファス5_edited-2.jpg荷物のブレを押さえるクイックドローコンプレッション。
完全に内蔵されているので引っ張る所しかみえません。
配線?はこんな感じ。
上端はバックパネルに固定されてファスナー沿いのスリーブを通りファスナー下端からコードロックへ。そこからV字ポケット裏側でコネクターで反対側のコードと接続、そこからさらに折り返してショルダーストラップ付け根で固定。
複雑な経路の様ですが、背負ったままでぐっと引っ張れば確実に荷物を引き寄せられます。ファスナー沿いのコードの経路をスリーブ状にする事によって、フロントパネルを面状でぐっと押さえているのが良くわかります。

ルーファス4.JPGウエストベルトのポケットは今までのモデルとサイズは変わっていない様ですがファスナーから下が伸縮性のあるメッシュ?に変わっています。個人的にはもう生地をもっともっと伸縮性のある物にして中の物がぶれない様にしたらいいと思うのですが?



細かい所では石川氏が右利きとの事で、右利きの人に使い易い様に作られている。

チェストストラップのバックルがホイッスル付き

ウエストベルトのバックルが左側固定に。

大型ファスナーがシングルスライダーに。

ザックからのホースの取り出し口が大型化

総評
開発にしっかりと時間を掛けただけあって、非常に使い易いザックに仕上がっています。まず大きさがいいです。レースで使うならコンパクトで軽いスティミュラスを使いたくなりますが、ライトや食料、ウエアなどを考えるとサイズ的に厳しい。それを押してでも使うとなると、ザックの為に装備を削る必要が出て相当な制限が出てしまいます。言わば使う人(レベル)、使うレースを選ぶザックです。
このルーファスは+4Lの容量UP、ユーザーの使用レベルにかなりの幅ができます。短いレースから山耐まで一つのザックでいけてしまいます。
容量的に多少余裕があっても全体をコードで引き寄せられるので遊びはできません。
そして今までになかった仕掛けで使い方の幅もでました。

今年からレースで山でこのザックを見かける機会は多くなりそうです。



posted by hiro at 01:48| 長野 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | トレイルランニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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グレゴリー ルーファス
Excerpt: nego47が使うトレイルランアイテムをご紹介するこのコーナー。 第一弾は定番トレランバッグ、グレゴリーのルーファスです。 ■グレゴリー : ...
Weblog: NEGO blog
Tracked: 2009-02-15 07:21

2007年10月19日

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ルーファス.JPG
9月後半。トレイルランナー待望のザック

「グレゴリー ルーファス」

が発売されましたね。昨年の山耐でお目見えして、今か今かと待っていた人も多かったと思いますがそれから約1年。やっと発売されました。
石川氏渾身の作です。実践の場では斑尾で使った人もいるのでは?

私も手に入れたのでちょっとインプレを。

(私のは市販モデルとちょっと違いますがほぼ一緒)



第一印象。
まず軽い。
まだまだ軽いザックはありますが、張りのあるバックパネルで背負い心地はしっかり確保した上で、フロントパネルはシルナイロンで軽量化。
デザインや細かいディティールはアンチグラビティシリーズのスティミュラス、リアクターに通じます。
容量が絶妙。リアクターは山耐では少し大きい。しかしスティミュラスでは小さい。この大きさは使い易い大きさです。


使用感
ルーファス1.JPGまず大きく目を引くのがV字ポケット。右側のポケットにボトルを入れる設定の様です。トレイルを走って飛び出てしまうんじゃないか?と思いましたが実際使ってみたところ問題ありませんでした。左にもボトルは入れられますが、このポケットは下側になるので厚みのあるボトルは右側がいいようです。私はここがゴミいれになりそうです。






ルーファス3.JPG次に気になるのがショルダーハーネスに取り付けられたハイドレーションバルブアタッチメント。
簡単に言うとホースが体の前でブラブラしない様に、ショックコード&ベルクロでいつも定位置に来る様にしたものです。ショックコードの張りが強いので水を飲む時は右手を添えていなければなりません。今までの感覚よりはホースが短くてもいいので、カットするかザックの中へ手繰り込ませておきます。飲む事を考えると飲みにくくなってますが、その代わり走っている最中はホースの事は全く気になりません。



ルーファス6.JPGメインコンパートメント
1気室です。中はこんな感じ。一番奥がハイドレーションを入れるポケット。手前に小さなポケットが付いています。
貴重品や電池、サプリメントなど細かい物を入れる事になるでしょう。







ルーファス2.JPGルーファス8.JPGもう一つの大きな特徴。このザックはバックパネルの上部がファスナーで開きます。そこにハイドレーションの給水口がセットできる様になってます。これで補給が楽に速く済ませられます。もう二回り程大きいアイソでも同じ方法が取られていますが、開口部分が大きくなってアールが緩くなったので開けやすくなりました。この仕掛けは結局水を入れる時に十分ハイドレーションが膨らむ余地が無いと水が入れられないので、実際は荷物を出すかコンプレッションベルトを開放してあげないと機能しません。(ちょっと水を入れただけで溢れてきます)レース(山耐)で使うなら一度フル装備入れた状態で水を入れるには、どうしたらいいか事前に試してみる必要があります。

ルーファス5_edited-2.jpg荷物のブレを押さえるクイックドローコンプレッション。
完全に内蔵されているので引っ張る所しかみえません。
配線?はこんな感じ。
上端はバックパネルに固定されてファスナー沿いのスリーブを通りファスナー下端からコードロックへ。そこからV字ポケット裏側でコネクターで反対側のコードと接続、そこからさらに折り返してショルダーストラップ付け根で固定。
複雑な経路の様ですが、背負ったままでぐっと引っ張れば確実に荷物を引き寄せられます。ファスナー沿いのコードの経路をスリーブ状にする事によって、フロントパネルを面状でぐっと押さえているのが良くわかります。

ルーファス4.JPGウエストベルトのポケットは今までのモデルとサイズは変わっていない様ですがファスナーから下が伸縮性のあるメッシュ?に変わっています。個人的にはもう生地をもっともっと伸縮性のある物にして中の物がぶれない様にしたらいいと思うのですが?



細かい所では石川氏が右利きとの事で、右利きの人に使い易い様に作られている。

チェストストラップのバックルがホイッスル付き

ウエストベルトのバックルが左側固定に。

大型ファスナーがシングルスライダーに。

ザックからのホースの取り出し口が大型化

総評
開発にしっかりと時間を掛けただけあって、非常に使い易いザックに仕上がっています。まず大きさがいいです。レースで使うならコンパクトで軽いスティミュラスを使いたくなりますが、ライトや食料、ウエアなどを考えるとサイズ的に厳しい。それを押してでも使うとなると、ザックの為に装備を削る必要が出て相当な制限が出てしまいます。言わば使う人(レベル)、使うレースを選ぶザックです。
このルーファスは+4Lの容量UP、ユーザーの使用レベルにかなりの幅ができます。短いレースから山耐まで一つのザックでいけてしまいます。
容量的に多少余裕があっても全体をコードで引き寄せられるので遊びはできません。
そして今までになかった仕掛けで使い方の幅もでました。

今年からレースで山でこのザックを見かける機会は多くなりそうです。



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Excerpt: nego47が使うトレイルランアイテムをご紹介するこのコーナー。 第一弾は定番トレランバッグ、グレゴリーのルーファスです。 ■グレゴリー : ...
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