2010年08月26日

6日目(8/13)

6日目

ここまでは順調。でも最後まで気を抜くな!たった一つの怪我で全く変る。

BIMGP3561.jpg

三伏峠小屋1:30発
 
風は収まっています。星も少し見えます。台風一過で最高の天気の中歩けるのでしょうか?
今日はできれば畑薙ダムまで降りてしまいたいところです。最低でも茶臼小屋ですね。
いずれにせよこれから長〜い一日になります。
烏帽子岳 2:13
小河内岳 3:11
高山裏避難小屋 5:30〜6:00
BIMGP3513.jpg途中泉さんと一緒になりました。小屋では一緒に中華丼を食べます。味噌汁付き!出来る限りカップめんは食べたく無いのです。
泉さんとは行動パターン、ペースが近くて一番絡む事が多かった選手です。しかしこの荒川岳の登りでさよならです。この荒川岳への登りは私のTJAR三大いやな登りの最後の一つです。このガレ場の登りは毎度めげます。
荒川岳では本部と連絡を取りたかったので電話。ここは圏内です。朝のうちは天気はあまり良くありませんでしたが、徐々に回りの山が見えてきました。

荒川小屋8:37〜9:27
BIMGP3515.jpgここでも食事します。前回大盛りでは中途半端だったので今回は思いきってなんとカレー2皿!さっき中華丼食べたばっかりですが?
とにかく食べられる時に食べなければいけません。食事中登山者に質問攻め。
この小屋も携帯は圏内(フォーマ)です。ちょっと長居しすぎました。
次は赤石岳です。この山は大きな山の割りに小屋からの標高差は少なく意外と楽に登れるので好きです。


BIMGP3521.jpg
荒川岳(前岳)、東岳

BIMGP3522.jpg登る最中にこうやってツエルト肩にかけてハタハタさせているとすぐに乾きます。






赤石岳11:20〜25
これから登るべき山、中盛丸山、兎岳、聖岳がぐ〜っと回り込んでそびえています。

うっ長い…

BIMGP3528.jpg


そして百間洞山の家です。12:42〜38
ちょうど泉さんが発つ所でした。荒川小屋で休憩した分が丸々差となっています。
ここではカツ丼が食べられたとか?お〜カツ?!いいね〜
オーダーしに行くとカツ丼は今終わったとか!
あ〜〜〜〜頭の中はもうカツ丼になっていたのに〜
仕方ありません牛丼にします。
BIMGP3541.jpg BIMGP3542.jpg 
待っている間は濡れ物を干します。人が居ないのをいい事にテーブルを独占です。
足裏は湿った状態で何時間も走っているとこんなになります。
これをメロンパンになった。メロンパン状態といいます。決して美味しそうではありませんが…
ずっと湿った状態なので足の皮がふやけてくるのですが、シューズによって締め付けられているのでふやけて膨らんだ皮がしわを深くする事によってなんとかシューズにおさまっています。
今、この状態では痛みは全くありません。しかしこの状態で激しく、足裏に負荷がかかる走りをするとすぐに豆ができます。この状態はとにかく足裏のトラブル、痛みに直結するので早く手を打たないといけません。
面倒だと放っておくと…
ロードで全く走れなくなります。
三伏峠ではもっと酷いしわ、と色の白さでしたがシュラフに入って寝たら治りました。3時間位かかりました。足裏全体がこんなです。(写真撮っておけばよかった)

まずはとにかく足裏を乾かす事です。

なんだかこの辺りからすごく気持ちよくなってきました。ずっと運動しているのに疲れを感じません。
ペースは決して早くは無いのですがすごくハイな気分です。なんだかずっと行ける気がします。

どうもしらびそ高原辺りに携帯の基地局があるらしく飯田側が見える所では携帯がばっちり入ります。
調子にのってSUEさんにメールします。これは義務でも無いし、レースとしてみれば全く無駄な事です。
しかし大会のブログが沢山の人が見ています。リアルタイムである事を実感できておもしろいのはやっぱり写真です。極めて気まぐれなのですが要所要所で送ってみます。
こんな事しなければ数十分確実に早くなりますが、この大会をガチガチのレースにするのか?緩さを持ったレースにするのか?それはその人の心の持ち様です。この位の余裕いつも持っていたいのです。
兎岳15:41
聖岳16:58~17:04
BIMGP3559.jpg大会自主規制の小屋利用時間18:00までのリミットまであと1時間。コースタイムは2時間10分
とにかく怪我だけはしない様に気を付けながら飛ばします。こんな時間なので登る人、下る人誰もいません。
小屋手前でまたまた泉さんに。彼は茶臼まで行くとの事。お互い気を付けましょう。


聖平17:58〜18:48
BIMGP3564.jpgなんとか間に会いました。
またここでもご飯です。ちょっと食べすぎでは?
今回最後の小屋となりそうです。ダメ押しで赤いきつねと中華丼を頼みます。
出て来たのは?
なんとゼリーが付いているじゃないですか?持ってきてくれた女性に聞けば小屋の主人のサービスだとか!!
ありがたいです。
しかしさすがにこれは食べ過ぎ感が…
まあこれからさらにエネルギーは必要ですからいいんです。
ここでは黒部五郎岳の肩で応援してくれた人と再び会いました。どうも紺野さんのお知り合いの様です。しばらくおしゃべり。
興味を持って話しかけてくれる人は大事にしなければいけません。

さあこれからまた夜のステージが始まります。毎回ここから先は疲労と睡眠不足で幻覚がひどいのですが?
今回は疲れ無し
お眼目ぱっちり。
体調ばっちり。
体の痛み無し。
上河内岳の登りはガスっていて何も見えず…
きわどい稜線を慎重にいきます。方向感覚がおかしくなっていますがとにかく1本道ずんずんいきます。
上河内岳分岐20:32
さてこれからが問題です。分岐無しでとにかく南に行けばいいのですが非常に判りにくい道でした。
多分この辺りから幻覚があったと思います。何度も行ったり来たりうろうろしてしまいました。道標はあったのですが私の時はガスでライトの光が通りにくい状態でした。
そのうちに雨が激しく降り始めて…礫の広い所に道標があってもスポット的な明かりではそれが探し当てられないのです。大体道標自体が少ないのです。昼間でガスが無ければいいのでしょうがこんな条件では苦労します。地図コンパス見ても所詮1/50000じゃ役に立ちません。
本当に途方に暮れました。冷静になってはっきりしている所まで戻って順を追って南へ向かいます。
ハイジの丘この道標をさらに南へ行けばいいはず…
小屋への分岐がありました。
他の選手もここでかなり苦労した様です。

茶臼小屋22:17
コースタイム分しっかりかかってしまいました。精神的に疲れました。
こんな時間です。楽しみにしていた小屋の食事はあきらめます。

横窪沢小屋23:26
BIMGP3567.jpg小屋に近づくとこんな応援メッセージがありました。
嬉しいですね。小屋の方ともお会いしたかったです。
書き込みを見ると私の前は間瀬さん船橋さん。詰めていると思っていましたが意外と離れています。しかしロードの走りいかんではまだまだ挽回の可能性はあります。
しかしこの下りは歩きにくい道です。
posted by hiro at 23:45| 長野 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | TJAR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
hiroさん こんばんは♪

ただでさえ ガスって きわどいシチュエーションで 
ルートファインディングは さぞ 大変だった事と思います

時折Updateされる hiroさん他 選手の皆さんの元気な写真に 
臨場感を感じるとともに すごく 安堵したのを覚えています

でも…
わたし まだ 幻覚 を 見た事がありません…

Posted by matsunorida at 2010年08月31日 19:17
matsunoridaさん

茶臼への道は泣きたくなりました。
とにかく無駄に歩きまわりましたね。

そう臨場感があるのはやっぱり写真ですよね。電波が悪いと送信に時間がかかった末に「送信できませんでした」なんて事になるので山ではあまりメールしたくないのですが南ア南部は極めて良い状態でした。

幻覚。
これはたから見れば相当不気味ですよ。
後になって真顔で話しするとドン引きされます。
Posted by hiro at 2010年08月31日 21:53
先週末、会えなくて残念でした。ちょっと隠密行動気味だったので(笑)。
10月には、また○川家に行きます。
その時に是非、聞かせてください。

アドレス記載しましたので、メールください。
また予定をご連絡します。
Posted by 足立@迷走名人 at 2010年09月01日 02:02
足立さん

そう。話を聞いたのが直前で都合つきませんでした。
TV見られました?知っている人ばかりで笑えました。

10月ですね。出張が多そうなので微妙ですがぜひお会いしたいです。

メールアドレスは登山計画書にあると思うので大丈夫です。
Posted by hiro at 2010年09月01日 06:32
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6日目(8/13)

6日目

ここまでは順調。でも最後まで気を抜くな!たった一つの怪我で全く変る。

BIMGP3561.jpg

三伏峠小屋1:30発
 
風は収まっています。星も少し見えます。台風一過で最高の天気の中歩けるのでしょうか?
今日はできれば畑薙ダムまで降りてしまいたいところです。最低でも茶臼小屋ですね。
いずれにせよこれから長〜い一日になります。
烏帽子岳 2:13
小河内岳 3:11
高山裏避難小屋 5:30〜6:00
BIMGP3513.jpg途中泉さんと一緒になりました。小屋では一緒に中華丼を食べます。味噌汁付き!出来る限りカップめんは食べたく無いのです。
泉さんとは行動パターン、ペースが近くて一番絡む事が多かった選手です。しかしこの荒川岳の登りでさよならです。この荒川岳への登りは私のTJAR三大いやな登りの最後の一つです。このガレ場の登りは毎度めげます。
荒川岳では本部と連絡を取りたかったので電話。ここは圏内です。朝のうちは天気はあまり良くありませんでしたが、徐々に回りの山が見えてきました。

荒川小屋8:37〜9:27
BIMGP3515.jpgここでも食事します。前回大盛りでは中途半端だったので今回は思いきってなんとカレー2皿!さっき中華丼食べたばっかりですが?
とにかく食べられる時に食べなければいけません。食事中登山者に質問攻め。
この小屋も携帯は圏内(フォーマ)です。ちょっと長居しすぎました。
次は赤石岳です。この山は大きな山の割りに小屋からの標高差は少なく意外と楽に登れるので好きです。


BIMGP3521.jpg
荒川岳(前岳)、東岳

BIMGP3522.jpg登る最中にこうやってツエルト肩にかけてハタハタさせているとすぐに乾きます。






赤石岳11:20〜25
これから登るべき山、中盛丸山、兎岳、聖岳がぐ〜っと回り込んでそびえています。

うっ長い…

BIMGP3528.jpg


そして百間洞山の家です。12:42〜38
ちょうど泉さんが発つ所でした。荒川小屋で休憩した分が丸々差となっています。
ここではカツ丼が食べられたとか?お〜カツ?!いいね〜
オーダーしに行くとカツ丼は今終わったとか!
あ〜〜〜〜頭の中はもうカツ丼になっていたのに〜
仕方ありません牛丼にします。
BIMGP3541.jpg BIMGP3542.jpg 
待っている間は濡れ物を干します。人が居ないのをいい事にテーブルを独占です。
足裏は湿った状態で何時間も走っているとこんなになります。
これをメロンパンになった。メロンパン状態といいます。決して美味しそうではありませんが…
ずっと湿った状態なので足の皮がふやけてくるのですが、シューズによって締め付けられているのでふやけて膨らんだ皮がしわを深くする事によってなんとかシューズにおさまっています。
今、この状態では痛みは全くありません。しかしこの状態で激しく、足裏に負荷がかかる走りをするとすぐに豆ができます。この状態はとにかく足裏のトラブル、痛みに直結するので早く手を打たないといけません。
面倒だと放っておくと…
ロードで全く走れなくなります。
三伏峠ではもっと酷いしわ、と色の白さでしたがシュラフに入って寝たら治りました。3時間位かかりました。足裏全体がこんなです。(写真撮っておけばよかった)

まずはとにかく足裏を乾かす事です。

なんだかこの辺りからすごく気持ちよくなってきました。ずっと運動しているのに疲れを感じません。
ペースは決して早くは無いのですがすごくハイな気分です。なんだかずっと行ける気がします。

どうもしらびそ高原辺りに携帯の基地局があるらしく飯田側が見える所では携帯がばっちり入ります。
調子にのってSUEさんにメールします。これは義務でも無いし、レースとしてみれば全く無駄な事です。
しかし大会のブログが沢山の人が見ています。リアルタイムである事を実感できておもしろいのはやっぱり写真です。極めて気まぐれなのですが要所要所で送ってみます。
こんな事しなければ数十分確実に早くなりますが、この大会をガチガチのレースにするのか?緩さを持ったレースにするのか?それはその人の心の持ち様です。この位の余裕いつも持っていたいのです。
兎岳15:41
聖岳16:58~17:04
BIMGP3559.jpg大会自主規制の小屋利用時間18:00までのリミットまであと1時間。コースタイムは2時間10分
とにかく怪我だけはしない様に気を付けながら飛ばします。こんな時間なので登る人、下る人誰もいません。
小屋手前でまたまた泉さんに。彼は茶臼まで行くとの事。お互い気を付けましょう。


聖平17:58〜18:48
BIMGP3564.jpgなんとか間に会いました。
またここでもご飯です。ちょっと食べすぎでは?
今回最後の小屋となりそうです。ダメ押しで赤いきつねと中華丼を頼みます。
出て来たのは?
なんとゼリーが付いているじゃないですか?持ってきてくれた女性に聞けば小屋の主人のサービスだとか!!
ありがたいです。
しかしさすがにこれは食べ過ぎ感が…
まあこれからさらにエネルギーは必要ですからいいんです。
ここでは黒部五郎岳の肩で応援してくれた人と再び会いました。どうも紺野さんのお知り合いの様です。しばらくおしゃべり。
興味を持って話しかけてくれる人は大事にしなければいけません。

さあこれからまた夜のステージが始まります。毎回ここから先は疲労と睡眠不足で幻覚がひどいのですが?
今回は疲れ無し
お眼目ぱっちり。
体調ばっちり。
体の痛み無し。
上河内岳の登りはガスっていて何も見えず…
きわどい稜線を慎重にいきます。方向感覚がおかしくなっていますがとにかく1本道ずんずんいきます。
上河内岳分岐20:32
さてこれからが問題です。分岐無しでとにかく南に行けばいいのですが非常に判りにくい道でした。
多分この辺りから幻覚があったと思います。何度も行ったり来たりうろうろしてしまいました。道標はあったのですが私の時はガスでライトの光が通りにくい状態でした。
そのうちに雨が激しく降り始めて…礫の広い所に道標があってもスポット的な明かりではそれが探し当てられないのです。大体道標自体が少ないのです。昼間でガスが無ければいいのでしょうがこんな条件では苦労します。地図コンパス見ても所詮1/50000じゃ役に立ちません。
本当に途方に暮れました。冷静になってはっきりしている所まで戻って順を追って南へ向かいます。
ハイジの丘この道標をさらに南へ行けばいいはず…
小屋への分岐がありました。
他の選手もここでかなり苦労した様です。

茶臼小屋22:17
コースタイム分しっかりかかってしまいました。精神的に疲れました。
こんな時間です。楽しみにしていた小屋の食事はあきらめます。

横窪沢小屋23:26
BIMGP3567.jpg小屋に近づくとこんな応援メッセージがありました。
嬉しいですね。小屋の方ともお会いしたかったです。
書き込みを見ると私の前は間瀬さん船橋さん。詰めていると思っていましたが意外と離れています。しかしロードの走りいかんではまだまだ挽回の可能性はあります。
しかしこの下りは歩きにくい道です。
posted by hiro at 23:45| 長野 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | TJAR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
hiroさん こんばんは♪

ただでさえ ガスって きわどいシチュエーションで 
ルートファインディングは さぞ 大変だった事と思います

時折Updateされる hiroさん他 選手の皆さんの元気な写真に 
臨場感を感じるとともに すごく 安堵したのを覚えています

でも…
わたし まだ 幻覚 を 見た事がありません…

Posted by matsunorida at 2010年08月31日 19:17
matsunoridaさん

茶臼への道は泣きたくなりました。
とにかく無駄に歩きまわりましたね。

そう臨場感があるのはやっぱり写真ですよね。電波が悪いと送信に時間がかかった末に「送信できませんでした」なんて事になるので山ではあまりメールしたくないのですが南ア南部は極めて良い状態でした。

幻覚。
これはたから見れば相当不気味ですよ。
後になって真顔で話しするとドン引きされます。
Posted by hiro at 2010年08月31日 21:53
先週末、会えなくて残念でした。ちょっと隠密行動気味だったので(笑)。
10月には、また○川家に行きます。
その時に是非、聞かせてください。

アドレス記載しましたので、メールください。
また予定をご連絡します。
Posted by 足立@迷走名人 at 2010年09月01日 02:02
足立さん

そう。話を聞いたのが直前で都合つきませんでした。
TV見られました?知っている人ばかりで笑えました。

10月ですね。出張が多そうなので微妙ですがぜひお会いしたいです。

メールアドレスは登山計画書にあると思うので大丈夫です。
Posted by hiro at 2010年09月01日 06:32
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