私主催で開催しました。
TJAR出場にあたってオールビバークってのが皆さんネックだと思います。選考会や練習会なんかやっても一旦始まってしまえば各選手の道具や行動なんてよくわかりませんからね。
しかも登山、沢、山スキーで(より積極的な)ツエルトのビバークは聞いても軽量化、スピードが大事なトレランでビバークって発想はあまりありません。それこそこのレースくらいです。
そこで張り方や張る場所、山での風の吹きかたなどを実際の山で体験してもらう事にしました。
今回は岩瀬さんと私を含んで11名です。前回の大会参加の選手が6名でしたアキハゲさん、マカニトモさん、ノマダッシュさん、ミドリちゃん
4:30菅の台BCに集合です。天気は?雲っていますが晴れ間が見えます。それ程悪くは無さそうです。
バス、ロープウェイで千畳敷まで一気登ります。今回は練習が目的では無いのでこれでいいのです。
千畳敷はすごい風にガス・・・
いきなりレインウエア着込んで完全装備で出発します。
まずは乗越浄土を目指します。ガスで視界は50m?何にも見えません。
稜線に出るとやはりすごい風。駒ケ岳のピストンはカットとしました。よっていきなり宝剣岳に登ります。岩場としては大した事無いのですが縦走路とすればけっこうハードな区間です。断続的な強風がいやらしいです。極楽平を抜けてからはさらに風が強まりました。耐風姿勢とったり顔をそむけないといられない程です。
途中では過去2回私がビバークした場所に案内します。2回共不測のビバーク。そんなつもりは無かったのですが雷、雨、風で仕方なくとどまった場所です。ここはほんとにビバーク適地で風は完全に防げます。
風を避けてちょっと休憩です。
途中、風について、道の間違いについて等々説明を加えます
あとは風を防げる場所が全然無いので坦々と檜尾を目指します。
頂上に着くも風が激しいので、写真だけ撮ってそそくさと避難小屋まで下ります。この辺りの平らな所でツエルトを張ってみようと思っていましたが、風が強いので実際に張ってみるのは下に行ってからとしました。
この檜尾尾根のコースはあまり踏まれていません。木の根が滑りますね。快適に走る!はむずかしい感じです。
赤沢の頭から先は走りやすくなります。檜尾橋に下ってトレランは終了。山の上では講習はできませんでしたが、あの天気がビバーク講座としてはいい実地訓練になったのではないでしょうか?絶好の環境でした。
そしてバス停前の広場でツエルトを張ってみます。マカニトモさんの持ってきた
UL UNO(モンベルでも同一商品?で
ULドームシェルター1型)はいいですね。ツエルトと比べると重いですが、あの空間の大きさは魅力です。細かい所をチェックしますが様々な工夫が見られます。ツエルトもポール、張り綱を加えればUNOと重量差はそれ程ありません。まさにこのレースのためにある様なシェルターですね。
その後全員でツエルトを張ってみます。色々なメーカーのものを見られました。参考になります。
ロープウェイ客を乗せたバスが行き来していますが、皆もの珍しそうに眺めていきます。こんな所でキャンプ?
最後は5Kmのロードランで終了です。
こまくさの湯ではまとめ?反省会です。
コース短縮したおかげで全体に余裕ができました。山の上では何もできませんでしたが、初めての人でもあのレースの世界の一端が感じられたのではないでしょうか?
和気藹々、楽しく?走れました。
またやらねばなりません!
*すいませんカメラが入院中で写真がありません。
posted by hiro at 07:26| 長野 ☁|
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